自宅への来客のお茶の出し方やマナーについて

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自宅に上司や子供の学校の先生などの来客がある場合、お茶を出しておもてなしをしますが、お茶の正しい出し方を知らないという人は意外と多いのではないでしょうか。

もし、知らずにお茶の出し方でマナー違反をしてしまっていたら、恥ずかしいですよね。そこで今回は自宅に来客がある場合のお茶のいれ方や出し方、マナーについて紹介します。

ぜひ、突然の来客でも慌てずにおもてなしができるように、お茶の出し方をマスターしておきましょう。

自宅へ来客が！用意しておくべきお茶の道具

正しくお茶を出すには、まずはお茶を出すために必要な道具を最低限揃えておく必要があります。来客に対して最低限必要なお茶の道具を見てみましょう。

・お盆
・茶碗
・茶托(ちゃたく・茶碗用のコースターのこと)
・おしぼり
・おしぼり置き
・布巾

お茶の他にも来客をきちんとおもてなしするには、おしぼりや布巾は必須です。これらの道具は、突然の来客で慌てないですむように、揃えておきましょう。

また暑い日の来客用に、以下の物も用意してあるとベストです。

・グラス
・ストロー(個別包装のタイプがベスト)
・コースター

お茶を出すタイミングは？

お茶を出すタイミングについて、お客様が来てすぐ出さなければと思っている人が多いですが、実はお客様が来てすぐにお茶を出すのはやや失礼に当たります。

なぜなら、席に着いてすぐにお茶を出されると、お客様からするとなんだか急かされているような気分になってしまうからです。かといって、なかなか出さないのも気が利かないように思われてしまいます。

ではいつお茶を出すのがベストかというと、お客様が席について少し落ち着いてからがベストです。お客様が席に着き、軽い挨拶を交わしたタイミングで「少々失礼します。」と断ってからお茶の用意をしに行きましょう。

もし、お客様がお茶を出すことに気が付いて「いやいや、お気遣いなく。」と言ったとしても、その言葉をそのまま受け取らず、お茶は出しましょう。

美味しいお茶のいれ方

せっかくお客様が来てくれた時は、美味しいお茶でおもてなししたいですよね。美味しいお茶のいれ方を説明します。

①、お湯を沸かしたら茶碗に注ぐ

まずはお湯を沸かします。お湯が沸騰したら急須ではなく茶碗に注ぎます。なぜ急須ではなく茶碗に注ぐのかと言うと、お湯をお茶をいれるのに最適な温度まで冷まし、茶碗を温めておいていれたお茶を冷めにくくするためです。

②、急須に茶葉を入れて湯を注ぐ

次に急須に茶葉を入れますが、茶葉の量は茶碗1杯に対して茶さじ1杯が基本です。茶葉を入れたら茶碗に注いでおいた湯を急須に注ぎ、ふたをして1分待ちます。この間に、お盆に茶托、布巾を乗せておきます。

③、お茶がはいったら静かに茶碗に注ぐ

1分経ってお茶がはいったら、静かに茶碗に注ぎます。そしてお盆に乗せれば準備完了です。ちなみにこの時点では、茶碗は茶托には乗せず、別々にお盆に置いてください。茶碗を茶托に乗せるのは、お客様にお出しする時です。

お茶の正しい出し方

お客様にお茶を出す際は、まず和室なら下座側の畳の上に、洋室なら下座側のテーブルの端にお盆をまず置きます。

次に茶碗の底を布巾でそっと拭き、茶托に乗せます。茶托を両手で持ち、お客様から向かって右側にお出しします。

この時、茶托が木製で木目があるならお客様から見て木目が横になるように、また茶碗の一部に絵柄が付いていれば絵柄をお客様に向けて出すことがマナーです。忘れないようにしましょう。

正しいお茶の出し方でお客様をもてなそう

一口にお茶を出すと言っても、お茶の出し方には様々なマナーがあります。

正しい出し方を知らないと、知らないうちにマナー違反をしていて、相手を不快な気分にさせてしまうこともあるので注意が必要です。

また、急な来客でも慌てないように、普段からお茶のセットはしっかり揃えておきましょう。LANDでは洋室にも合うお茶グッズや、空間を彩るインテリアアイテムなど様々に取り揃えておりますので、ぜひお店に足をお運びいただき、ご覧ください。