来客時の自宅での服装のマナーについて

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自宅に来客の予定がある時、どのような服でお出迎えをしようか迷ってしまいますよね。かっちりした礼服のような服ではやり過ぎ感がありますし、かといって普段着のルームウェアではカジュアル過ぎて失礼に当たってしまうことも。

来客がある時は、相手に失礼のないような適度にちゃんとした服で出迎えるのが最低限のマナーです。そこで今回は来客時のベストな服装と、逆にNGな服装、服装以外に注意したいおもてなしのマナーを解説します。

来客を自宅で迎えるためのベストな服装とは？

お客様が自宅を訪れた際、まず目に入るのは迎える側、つまりあなたの服装です。もしもあなたがお客側だとして、人の家を訪ねた時にクタクタの服でボサボサの髪、化粧っ気のない相手が出てきたらどう思いますか？「せっかく訪ねてきたのに、迎える気や気遣いが感じられないな・・・」とちょっと不快に思いますよね。

来客を迎える際、最低限の身なりを整えるのはマナーです。化粧をして髪は整え、服装はシンプルだけれどきちんとして見える服がベスト。

具体的にはどのような服かというと、以下のポイントを押さえた服を参考にしましょう。

・アイロンがかかっている(しわがない)
・汚れがない
・毛玉がついていない
・着古した感じがしない
・派手な装飾がついていない
・色味が派手ではない
・スカート丈は短過ぎず、長過ぎず膝下がベスト

これらをクリアしている服でお客様をお迎えしましょう。もしもこのような服がない場合は、急に来客の予定が入った時に困らないように1着は持っておくことをおすすめします。

来客を迎えるのにNGな服装とは？

身なりを整えるのは来客を迎える側のマナーとはいえ、濃過ぎるメイクや派手過ぎる服も逆にマナー違反となります。主役はあくまでお客様なので、迎える側は気飾り過ぎたり、メイクが濃くなり過ぎたりしないように注意してくださいね。

先ほどご紹介した、きちんとして見える服の反対の条件を揃えた服はNGとなります。具体的には以下のような服です。

・ジャージやスウェットなどのリラックスウェア
・しわがひどい
・シミなどの汚れが目立つ
・毛玉がついている
・色が派手
・過剰なフリルが付いているなど、装飾が派手
・胸元がざっくり開いている(中に胸元が隠れるインナーを着ていればOK)
・短過ぎ、あるいは長過ぎる丈のスカート

これらの服はお客様を不快な気分にさせてしまうことがあるので、注意してくださいね。

来客を迎える際のマナー

お客様を迎えるのにふさわしい服装であることは大切ですが、服さえきれいならば良しというわけではありません。服の他にも、注意すべき来客を迎えるマナーはいくつかあります。

例えば、お客様が来られた際、玄関のチャイムが鳴ったらすぐに出る、お客様が通る玄関や廊下、お通しする客間やトイレなどはきれいにしておくなどです。また、お客様を部屋にお通ししたら、上座にご案内することも大切です。上座とは部屋の出入り口から遠く、かつ冷暖房が当たらない、外の景色が見えるなど、くつろげる場所になります。

そしてお茶もすぐに出せるように、茶碗やお盆など最低限のおもてなし用品は揃えておきましょう。

自宅に来客がある際、身だしなみと服装を整えるのはマナー

すっぴん、ボサボサの髪、ヨレヨレの普段着でお客様を迎えるのは、相手を不快にさせてしまうので、マナー違反です。また、逆に派手に着飾り過ぎていてもマナー違反となります。

自宅に来客がある際は、さっぱりと整えた身なりで、服はシンプルで清潔感のある服で出迎えるようにし、見た目だけではなく部屋をきれいにしておいたり、お客様を上座に通したりとお客様を迎える際の最低限のマナーはしっかりと守りましょう。